公開日:2022/01/20 更新日:2023/09/05

年の差婚は難しい?年の差婚のメリット・デメリット

「だいぶ年下の男性と付き合っているけど、結婚してもうまくいく?」「父親の方が年が近い年上の彼との結婚は大丈夫?」とお悩みではありませんか?

芸能界でもよく話題になる年の差婚。生田斗真さんと清野菜名さん(10歳差)、濱口優さんと南明奈さん(17歳差)、城島茂さんと 菊池梨沙さん(24歳差)など、多くの年の差夫婦がいます。

芸能界ではよくあることとはいえ、世間の目や親の反対、将来の問題など、結婚に踏み切るまでに悩むことはたくさんありそうですね。
そこで今回は、世の中の年の差婚の実態や年の差婚のメリット・デメリットについてご紹介します。
この記事を読めば年の差婚を成功させるための考え方も分かるので、年の差婚をするかどうか悩んでいるあなたも一歩踏み出せるようになるでしょう。

厚生労働省の平成28年度 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況によると、平成27年の婚姻で夫か妻のどちらかが年上の夫婦は79.2%、同年代の夫婦が20.8%でした。
夫が年上の婚姻は全国において平成7年が 64.4%だったのに対し、 27年は 55.0%と20年間で 9.4 ポイント低下していることがわかります。

一方で、妻が年上の婚姻は平成7年が18.0%だったのに対して、27年は24.2%まで上昇。
平成7年は20%を超える都道府県が7つしかありませんでしたが、27年には全ての都道府県で 20%を超えています。

依然として男性が年上の夫婦の割合が多いものの、近年の傾向として妻が年上の夫婦が増加。
妻が年上の婚姻割合は平成7年が18.0%だったのに対し、平成27年には24.2%まで増加しています。およそ4組に1組が姉さん女房という実態です。「年上の女房は、金のわらじを履いてでも探せ」という格言があるように、姉さん女房の夫婦はうまくいきやすいと言われています。具体的な年の差ごとの割合は多い順に以下のような結果です。
【妻が年上】
1歳差:9.7%
4歳差以上:6.4%
2歳差:4.8%
3歳差:3.1%

【夫が年上】
1歳差:13.5%
7歳差以上:11.2%
2歳差:9.3%
3歳差:7.2%
4歳差:5.8%
5歳差:4.5%
6歳差:3.5%

上記から、男性が年上の夫婦の方が年齢差が大きいことがわかります。また、10歳、20歳年の離れた夫婦はいるものの、実態としては少ないようです。

年の差婚のメリット・デメリット

7歳以上の年の差婚をするカップルは少なくても、年上の相手・年下の相手と結婚したいと思う女性はいるもの。そんな人のために、大きく歳の離れた【年の差婚】のメリットとデメリットについてご紹介します。

年の差婚の3つのメリット

年の差婚のメリットとして、以下の3つが挙げられます。

・ケンカになることが少ない
・頼りがいがある(男性が年上)
・若々しくいられる(男性が年下)

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.ケンカになることが少ない

年の差夫婦の場合、揉め事や意見の食い違いが起こっても年上のパートナーが上手に収めてくれるので、ケンカに発展すること自体が少ないでしょう。

2.(パートナーが年上の場合)頼りがいがある

年上のパートナーは人生経験も長く包容力もあるので、要所要所で頼ることができるのも嬉しいポイント。
夫に無条件で甘えられて、精神的にも頼り甲斐があるのが特徴です。

3.(パートナーが年下の場合)若々しくいられる

パートナーが自分よりも年下であることで「隣に並んで恥ずかしい思いをさせたくない」といった思いから、若々しくいられるように努力している人は多いようです。
見た目に限ったことではなく、若い世代の流行や考え方にも触れられるので、内面的にも感覚が若くいられるでしょう。

年の差婚の4つのデメリット

年の差婚のメリットがわかったところで、デメリットについても確認しておきましょう。
考えられるデメリットは以下の4つです。

・義理の親の介護と子育ての時期が重なる
・親から反対されやすい
・体力的な差
・年下のパートナーが頼りない

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.義理の親の介護と子育ての時期が重なる可能性

年の差にもよりますが、年上夫の両親の介護が早いタイミングで必要になる可能性があります。子どもがいる場合、子育てと同じタイミングで介護をしなければならないことも考えられるでしょう。

2.親に反対される可能性

あまりにも年の差が大きいと、どちらかの両親から結婚を反対される可能性もあるでしょう。将来のことを考えて、親として自分の子どもが心配になるのは当然のことです。
親に認めてもらうためにお互いに本気だということ、大きく離れた年の差のどの部分が反対理由なのか、しっかりと話し合いましょう。

3.体力的に差が出る可能性

年の差があると、いつの日か若いパートナーに体力的についていけなくなる時がきます。
一緒に出かけても年上のパートナーがすぐに疲れてしまって、お互いに思うように楽しめないこともあるでしょう。
なるべく長く一緒に過ごせるように、体力づくりのために日常的に運動をするのがおすすめです。

4.(パートナーが年下の場合)頼れない

夫が年下だと「しっかりしなくちゃ」という気持ちが働いて、素直に頼れなかったり、頼りないと感じてしまったりすることがあります。
年齢差はあってもお互いに尊敬できるところを見つけて、たとえ自分が年上でも弱っている時は相手に頼れるような関係性を築けると良いでしょう。

年の差婚を成功させるための3つの考え方

「年の差婚で失敗したくない」「後悔しないか心配」という人は、以下の3つの考え方を参考にしてみてください。

・年齢を理由に夫に遠慮しない
​​・将来介護をする・される覚悟がある
・相手の収入をあてにしすぎない

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.年齢を理由に夫に遠慮しない

「年上だから」「年下だから」と相手に遠慮しすぎてしまっては、生涯のパートナーとして生活を共にするのに疲れてしまいます。「年齢が上だから何でもできる」「年下だからできない」とは限りません。

「年上なのに頼りない」「リードして欲しいけど年下で物足りない」という後悔の声を聞くこともありますが、年齢の差を分かった上で決めた結婚です。年の差は変えられないので、素直な気持ちを話し合って2人ならではの関係性を築いていけばOK。

それぞれの世代での経験によって、知っていることも知らないこともあります。世代を超えた共通点を見つけると同時に、違いを新しい体験としてそれぞれが楽しむ気持ちも大切です。

また、年齢が理由で外見的にコンプレックスを抱く年上女性も少なくありません。「夫が恥ずかしい思いをしないように、外出時はマスクを着用する」という声もあります。歳を重ねれば外見が変化するのは当たり前。できる限りの努力をしてケアをした上で「素敵に歳を重ねている」と自分を受け入れることも必要です。

年齢に関係なく、お互いを敬う気持ちを持つとともに、対等な関係でいられるように心がけましょう。

2.将来介護をする・される覚悟がある

パートナーが年上の場合、近い将来パートナーの両親やパートナー本人の介護が始まる可能性もあります。
中には子どもが生まれて育児が始まると共に、パートナーの両親の介護をしなければならないということも。年上のパートナーからすれば、年下のパートナーに介護されることも覚悟しなければなりません。

事前にお互いの親の介護や自分たちの介護についても、目を逸らさずに話し合っておくと良いでしょう。

3.相手の収入をあてにしすぎない

いざ結婚してから後悔しないためにも、結婚前にお互いの収入や老後の資金をどのように貯めていくか、話し合っておくのがおすすめです。

夫が年上であなたよりも地位がある立場の場合、現状は十分な収入があってもあなたと同年代の人よりも早く定年を迎えます。夫が年下の場合は、あなたより収入が低いこともあるでしょう。
どちらにしても、あなた自身も仕事を続けて共働きで生計を立てるか、定年前にある程度の貯蓄をしておくことが必要です。

相手の収入をあてにして期待に沿わなかった時、ケンカになったり相手にプレッシャーを与えたりしてしまうこともあります。
事前にお互いの働き方や貯蓄計画について話し合うことで、年の差婚にありがちなトラブルを回避できるでしょう。

まとめ

以上、年の差婚の実態やメリットデメリット、年の差婚を成功させるための考え方から、年の差がある相手と出会う方法についてご紹介しました。

あなたが相手よりも年上でも年下でも、結婚生活を重ねていれば相手に不満を持つことも愛情を感じることもあるはず。年の差婚であってもそうでなくても、結婚において大切なのは信頼関係を築けているかどうか。年齢にこだわりすぎず、お互いに自然体で過ごせる相手と結婚してくださいね。

「年の差婚はやめて新しい相手を探す」という方は、新たに婚活を始めることになるでしょう。
結婚までの道のりが近い婚活方法としては結婚相談所がおすすめです。本気で結婚したいと考えている人達が集まっているので、資料請求をしてあなたにぴったりの結婚相談所を見つけてくださいね。

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この記事を書いた人

婚活・結婚おうえんネット編集部

2010年から10年以上、婚活・結婚おうえんネットを運営し、婚活に興味を持たれた方や婚活に関して悩まれている方に有益な情報を発信しています。
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