別れを見据えた中高年の婚活 | 婚活・結婚おうえんネット

別れを見据えた中高年の婚活

結婚相手と死別した後の婚活では、死別の事実を必隠さない、亡くなった相手と新しいパートナーを比較しないなどの心がけが必要です。また楽しい計画ばかりではなく遺産の事、親族との関係などついても話し合う機会を持ちたいものです。

中高年の死別という別れの形

独身でいる人の中には、未婚の人、離婚経験者の他に、パートナーと死別された方もいらっしゃるかと思います。生涯の伴侶と決め、添い遂げようと思った相手と、死というもので永遠に引き離されてしまった。その悲しみや喪失感は、忘れられるものではありません。

事故、病気、事件や天災など、原因はそれぞれに違うものの、「死」という絶対的なものによって、大切な人と会えなくなってしまった。そんな人にも、中高年(シニア・ミドル・熟年)世代の婚活や再婚のチャンスはあります。

他の人と幸せになってもいいのだろうか?

死別という形で、パートナーを失った中高年の人の多くは「自分だけが幸せになっては申し訳ない」という思いを抱くようです。死別の衝撃は、なくなった直後にも大きいものですが、時間が経った後でも、「あの人がいてくれたら…」「あの人とだったら…」など、亡くなった伴侶への思いが一層に募ることもあるようです。

また、亡くなったパートナーへの恋しさと共に、自分への後悔ややりきれなさを感じる人もたくさんいます。「もっと優しくしてあげれば良かった」「どうしてあんなに冷たくしてしまったのだろう」など、尽きることのない思いが繰り返すこともあります。

笑い合ったり、ケンカをしたり、旅行をしたり、家庭を持ったり。生きてさえいてくれたらと思うことはたくさんあります。しかし、パートナーが亡くなった今、残念ながらそれは叶わぬこととなってしまったのです。

無理をせず心のままに

パートナーと死別された後、いきなり婚活に踏み切ることはありません。場合によっては、親族や周囲の人から「再婚したら?」という勧めがあることもあるかと思いますが、無理をすることはありません。

心のままに、泣いたり、お祈りを捧げたりしながら、亡きパートナーを想う時間は本当に大切にしたい時間です。

自分の心に残るパートナーへの想いを無理に断ち切ったり、消し去ったりすることはありません。しかし、心から悲しみ抜くことで、昂ったぶ(たかぶった)感情が次第に落ち着き、一層深い想いに至る日がやってきます。

不安や寂しさにいつまでもとらわれ、後の人生を孤独に過ごすことを、亡くなった人は望むでしょうか。大切な人は、いつまでも胸の中で、あなたの幸せを願い、自分への想いに縛られることを心配していることと思います。

心の整理がつかないままに、寂しさや不安だけを埋めようと婚活をすることは、新たなパートナーにも、亡くなった方にも失礼なことです。まずは心のままに過ごし、心から「再婚をしてもいい」を感じられたら、その時が婚活のスタートです。

婚活とその後の「別れ」のこと

結婚相手と死別した後の婚活では、死別の事実を必要以上に隠さない、亡くなった相手と新しいパートナーを比較しない、などの心がけが必要です。

また、中高年の婚活では、必然的に老後や死後のことも視野に入ってきます。本当に結婚したいと思える相手が現れたら、楽しい計画ばかりではなく、葬儀や埋葬のこと、遺産のこと、親族との関係など、気になることについても話し合う機会を持ちたいものです。

最近では「エンディングノート」という、自分の資産や親族の情報、葬儀への希望をまとめた記録帳を残しておこう、という運動も注目を集めています。

エンディングノートは遺言書とは違い、法的効力を持ちませんが、遺された人にとって重要な情報源となります。元気な内にこれらをスッキリとまとめ、思う存分に婚活を楽しめるようにする、というのも素敵です。

重ねる内に、死を意識する機会も増えることでしょう。いつか訪れる死を見つめながら、今生きていられることに感謝し、幸せだと言える生き方をしたいですね。

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