公開日:2015/11/08 更新日:2023/12/21

アラサー女性の婚活~交際開始から始める交際相手のチェックリスト〜

「アラサー女性の婚活は厳しいって本当?」「周りの友達がどんどん結婚していて焦る」と、お悩みではありませんか? アラサー世代では、仲の良い友達が次々と結婚して取り残された気持ちになってしまいますよね。たしかに、婚活市場ではアラサー女子は不利だと言われています。 しかし、しっかりと準備して婚活すれば、アラサー女子は結婚に結び付くものです。

そこで今回は、アラサー女子の婚活が厳しい理由や婚活の事前準備、成功する婚活方法をご紹介します。
相手を見極めるためのチェックリストも紹介するので、この記事を読めば結婚までスピーディーに婚活を進められるでしょう。

アラサー女性の婚活が難しいと言われるのは「アラサーになると出会いが激減すること」と「女性と男性が求める条件がミスマッチしていること」が原因と考えられます。
それぞれ詳しくみていきましょう。

出会いが激減する理由は同世代の未婚男性の減少

厚生労働省の年齢階級別未婚率の推移によると、20〜24歳男性の未婚率は95%、25〜29歳は72.7%ですが、30〜34歳になると一気に47.1%にまで減少します。
出会いを常にアップデートしていないと、アラサー女性の周りには結婚の対象としてみられる同世代の異性はどんどん減っていくということです。
今いる未婚の友人男性が結婚の対象として発展しなさそうであれば、迷わず出会いを探すべきと言えるでしょう。

ミスマッチ!?女性が求める条件と男性から求められる条件

国立社会保障・人口問題研究所の『第15回出生動向基本調査』によると、18歳〜34歳の未婚者が希望する結婚相手との年齢差の構成は男女で差があることがわかります。男性は同い年が41.8%、年下が51.5%なのに対し、女性は同い年が28.4%、年上が67.8%でした。男性は特に同い年志向が顕著で、女性は年上志向の人が多いという結果に。

男性と女性の間で求める条件にズレがあるため、年齢が上がるに連れてマッチングしづらい状況に陥ります。結婚後に子どもを望む男性は、出産のリスクや子育ての負担を考えてより若い女性を希望する場合もあります。特に女性は35歳以上になると高齢出産とされ、出産のリスクが高まることから、結婚して子どもを授かるまでの期間を考慮する男性も。
上記のようなミスマッチも、アラサー女性の婚活が難しいとされる原因の一つです。

このようにアラサー女性の婚活は年を重ねるごとに厳しくなっていきます。
婚活がうまくいかず辛いことが続くと、婚活疲れに陥ってしまうことも。
「結婚相談所に入会して活動する」「婚活パーティーに参加する」「友人に紹介してもらえる男性がいないか確認する」というように、アラサー女性の婚活を成功させるためには行動力が鍵になりそうですね。
次の章では、実際に婚活を開始する前に準備したいことをご紹介します。

 

アラサー女子が婚活を開始する前に!4つの事前準備

婚活を開始する前に、マインドセットやマナーを身につけるなどの事前準備をしましょう。
婚活では自然な出会いとは少し違う特殊な環境に身を置くことになります。気持ちの面でも行動の面でも、しっかり準備しておくことでスムーズに進めることができるでしょう。
準備する事は以下の4つ。

・モテることと結婚の違いを理解する
・大人としての教養や振る舞いを身につける
・笑顔や素直さを持ち合わせる

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.自分を客観視する

自分を知ることで婚活はうまくいくことが多いと言われています。
反対に自分を客観視できず、高望みな条件ばかりを並べたり、相手に自分のことをしっかり伝えられなかったりすると、婚活は長引いてしまうでしょう。

自画像と外から見た自分が違って見えることはよくあります。
自分を知るために、仲の良い友人や家族に自分のことについて尋ねてみてください。
周囲の声を取り入れ、客観的に自分のことを理解してみましょう。きっと現実的な結婚像に気づけるはずです。

2.モテることと結婚の違いを理解する

モテることと結婚できることは違います。
結婚はお互いの価値観を受け入れ合いながら、長い月日を共に過ごしていくこと。容姿や表面的な相性だけではなく、落ち着いて家庭を築いていける相手かどうかが重要です。

若い頃にモテていた人は特に要注意。歳を重ねれば容姿や相手に求められる条件も変わっていきます。モテるからいつでも結婚できると高を括るのではなく、価値観が合う相手を探すために積極的に行動しましょう。

3.大人としての教養や振る舞いを身につける

一般教養や、食事や立ち居振る舞いなどの最低限マナーは婚活を始める前に一通り確認しておくと良いでしょう。
一般的な教養がない相手との会話がいまいち盛り上がらず、つまらないと感じてしまう人もいるからです。

また、食事のマナーは相手によっては気にならないこともありますが、マナーが少し悪いだけで印象が悪くなってしまうこともあります。
大きなアドバンテージがあれば話は別ですが、どのような相手にも教養やマナーが身についていなかったことが理由で婚活に支障をきたすのはもったいないですよね。

お見合いやデートではTPOに合わせた服装をすることが必要です。詳しくは【婚活方法別】ぴったりの服装・ファッションを徹底解説を参考にしてください。
大人としての教養・立ち居振る舞いは身につけておいて損することはありません。

4.笑顔や素直さを持ち合わせる

笑顔や素直な気持ちを心がけましょう。
暗い人よりもいつも笑顔で明るい人の方が将来を想像しやすく、婚活でもモテる傾向にあります。常に笑顔でいることを意識するだけで、話しかけられやすくなったり、また会いたいと思ってもらえたりするでしょう。

また、素直な人は結婚してからもうまく関係を築いていけそうなイメージを持たれやすい傾向にあります。何もかも価値観が一致する相手はなかなかいません。そんな時に素直な人が相手であれば、お互いに受け入れて建設的に物事を進めていけるでしょう。
婚活でうまくいかないことがあった時にも、周囲の人のアドバイスを素直に受け入れられる人の方が結婚に結びつきやすいと考えられます。

見極めが肝心!交際開始から始めるチェックリスト

​交際がスタートしたら、結婚できる相手かどうかを見極める必要があります。
交際開始から期間を決め、結婚後に後悔しない相手かどうかを確認しておきましょう。

自分の中で期間を定める

まずは、だらだらと交際を続けてしまわないためにも、結婚の判断をするまでに期間を設定しましょう。

・交際開始から3ヶ月で交際の継続可否を判断
・交際開始から6ヶ月以内に結婚の可否を判断

例えば上記のようにある程度の期間を設けるだけで、期限までに判断できるようにデートを重ねたり、必要な話をしたりするようになるでしょう。

相手を見極めるチェックリスト

結婚後に「ここが違っていた」と後悔しないために、交際中から確認すると良いチェックリストをご紹介します。
リストが全てではありませんが、どれも結婚生活に重要なことなのでしっかり確認しましょう。

・友達や家族への接し方が悪くないか
・一緒にいて居心地が良いか
・結婚後のライフスタイル
・お金を稼ぐ力があるか
・金銭感覚にズレがないか
・信頼できるかどうか
・家の環境はどうか

それぞれ詳しく解説します。

友達や家族への接し方が悪くないか

自分以外の人への接し方や態度に悪いところはありませんか?
あなたに対しては優しくて穏やかでも、それ以外の人へも同じように接しているかはわかりません。

人によって態度を変える人は、結婚後にあなたへの態度や接し方が横暴に変わってしまうこともあります。
相手の友達や家族に会う機会がない場合は、レストランなどお店の店員さんへの態度を確認すると良いでしょう。

一緒にいて居心地が良いか

相手と一緒にいるときに無理をしていたり、頑張りすぎていたりしていませんか?
結婚して毎日顔を合わせる相手。一緒にいるときの自分が自然体でいられるかどうかは非常に重要です。

相手のことばかりを確認しがちですが、一緒にいて居心地の良い相手かどうか、自分の様子もしっかり確認しましょう。

結婚後のライフスタイル

お互いのライフスタイルや考え方が最初から全て一致している事はほとんどないかもしれません。譲歩できるポイントや譲れないポイントがあればしっかり話し合いましょう。

・結婚後に子どもは欲しいか
・共働きか専業主婦か
・家事の分担
・一軒家かマンションか(賃貸か持ち家か)

お金を稼ぐ力があるか

安定した生活を求めるならば、経済力はとても重要です。
正社員として働いているか、フリーランスでも生計を立てられているかなどを確認しましょう。

金銭感覚にズレがないか

交際中に確認するのは難しいですが、結婚後はどのように考えているかを尋ねてみると良いでしょう。節約するものとお金をかけるものがわかると確認しやすいはず。

デート中のお金の使い方と結婚後のお金の使い方は異なる場合も多いので、お互い話し合ってみましょう。

信頼できるかどうか

信頼できる相手でないと、夫婦関係を築くのは難しいですよね。
以下のようなポイントを確認して、信頼できる相手かどうか見極めましょう。

・借りたものを返す
・約束を守る
・話したことを覚えている

家の環境はどうか

相手の家に遊びに行って、居住環境がどうか確認しましょう。
人が来ることをわかっているのに片付けられない場合は、「綺麗」のハードルが低く、一緒に生活してからあなたのストレスが増えてしまうかもしれません。

食生活や生活習慣が見えるので、相手のプライベート空間で居心地が良いと感じれば、結婚してからも問題なく過ごせるでしょう。

結婚に真剣な相手と出会う方法

​結婚相手を探す方法は多岐にわたりますが、中でもアラサー女性が結婚に真剣な相手と出会う方法を3つご紹介します。

1.マッチングアプリ

MMD研究所「マッチングサービス・アプリの利用実態調査」によると、マッチングアプリを利用したことがある人は2020年9月時点で57.1%でした。2019年3月の結果と比較すると26.9%の増加が見られ、婚活の手段として広く浸透していると言えるでしょう。

ゼクシィトレンド調査2020によると、マッチングアプリが出逢いにきっかけとなって結婚したカップルは10.6%で。10組に1組がマッチングアプリで出会って結婚していることからも、マッチングアプリでは真剣に結婚を考える人に出会えることがわかりますよね。

しかし、マッチングアプリは費用がリーズナブルで、独身かどうかを判断する書類の提出が義務付けられていないため、遊び目的や既婚者が存在することも事実です。
結婚願望がある相手なのかどうか、早い段階で見極めるように心がけましょう。

2.婚活パーティー

婚活パーティーでは、一度に複数の結婚に前向きな男性と出会えるメリットがあります。
合コンとは異なり、全員と1対1で話ができる時間が設けられているのが特徴。「初対面の人に話しかけるのが苦手」という人でも安心です。プロフィールシートを見ながらお話ができるので、話題を探すのにも苦労しないでしょう。

ただし、一人一人と話せる時間は限られるので、短い時間で相性が良さそうな人を決めなければなりません。また、出会いのチャンスは多いものの、成婚率は10%程度とあまり高くないのが実情。
直感で気になる相手がわかるタイプの人には向いているでしょう。

3.結婚相談所

結婚相談所では、自らシステムを利用して相手を探したり、仲人によって希望に合う人を紹介してもらったりすることができます。入会時に独身証明書をはじめとする複数の書類提出が義務付けられているため、身元が確かな独身者しかいないのも安心のポイント。

ただし、入会金・月会費・成婚料などトータルの費用が割高になる点がデメリットとして挙げられます。結婚相談所によって費用が異なるので、入会前に必ず確認しましょう。
長期間アプリや婚活パーティーなどで婚活することを考えたら、結婚相談所で短期間で婚活する方が最終的に安くなることもあります。

まとめ

以上、アラサー女性の婚活が難しい理由や事前準備、交際中のチェックリスト、おすすめの婚活方法についてご紹介しました。
アラサー女性は結婚適齢期。婚活の方法次第では、あなたにぴったりの相手を短期間で見つけることもできます。

気持ちが焦っているとネガティブなことばかりに目がいってしまいますが、自分に合った婚活方法で確実に相手を見つけていきましょう。
結婚相談所なら、うまくいかない時でもカウンセラーがあなたの婚活をサポートしてくれます。まずは一括資料請求をして、自分に合う結婚相談所を探してみましょう。

 

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この記事を書いた人

婚活・結婚おうえんネット編集部

2010年から10年以上、婚活・結婚おうえんネットを運営し、婚活に興味を持たれた方や婚活に関して悩まれている方に有益な情報を発信しています。
今後も随時コンテンツ更新予定です!

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