公開日:2023/05/16 更新日:2024/04/03
60歳以上のシニア婚活事情!熟年結婚に結婚相談所がおすすめな理由
60歳は、定年を迎えたり、再雇用で働き方が変わったりするなど節目の年の人も多いです。そんな中、1人暮らしの60歳男女は、定年後の不安や寂しさから結婚・再婚を考える人もいます。しかし、60歳から婚活を始めても相手がいるか、結婚できるか心配ですよね。60歳で結婚を考えるなら、結婚相談所での婚活がおすすめです。
この記事では、60歳から結婚・再婚するメリットや60歳で結婚するためにやるべきことを紹介します。
60歳から結婚・再婚にはメリットが多い?シニアの婚活事情
60歳で結婚すると、経済面・精神面共に大きなメリットをもたらします。ここでは、60歳男女の結婚・再婚事情とそのメリットを紹介します。
60歳独身男女の結婚・再婚事情
前提として、60歳の結婚率はそう高くはありません。国立社会保障・人口問題研究所が2023年に発表した2021年の60代の初婚率と再婚率はこちらです。
初婚率 | 男性 | 女性 |
60歳〜64歳 | 0.14% | 0.05% |
65歳〜69歳 | 0.08% | 0.02% |
再婚率 | 男性 | 女性 |
60歳〜64歳 | 0.82% | 0.45% |
65歳〜69歳 | 0.46% | 0.24% |
60代は初婚率よりも再婚率の方が高くなっています。熟年離婚や老後のパートナー探しによって婚活を始める同世代が増えるため、初婚・再婚を希望する60代にも出会いのチャンスがあると言えます。
60代は自然な出会いがないのが当たり前
60代で結婚した人は、自ら出会いの場へ行ってパートナーを見つけたケースが多いです。そもそも、60代は定年で会社をやめたり、都心を離れて地方へ移住したりする人もいます。60代向けの婚活パーティーやアプリなどのマッチングサービスも少ないので、自然な出会いがないのは当たり前です。
また、出会えたとしても結婚願望があるとは限りません。趣味を楽しむ友人や話し相手など、60代が異性に求める目的は多様です。結婚を目的にしているなら、結婚願望がある人と出会える場所に行く必要があります。
60代だからこそ法律婚にメリット大
60歳で結婚する人の中には事実婚を選ぶ人もいます。しかし、法律婚(籍を入れた結婚)の方が社会的な控除や民間企業の割引サービスを受けることができ、経済的な負担が減ります。例えば、どちらかが会社勤めをしている場合、配偶者控除や扶養控除の対象になり、税金や健康保険料が安くなります。携帯会社の契約を家族割や家族シェアにすることで、使用料金を抑えることも可能です。
もし、事実婚を選ぶ場合、パートナー(内縁の夫・妻)への相続権は一切ありません。パートナーに相続させたいなら、遺言書の準備が必要なので注意しましょう。
老後の不安が軽減
2022年7月に厚生労働省から発表された60歳の平均余命は、男性24.02歳、女性29.28歳となっています。60歳からあと30年も1人で暮らすのは不安ですよね。一緒に生活する人がいれば、金銭面や健康面での不安も軽減されます。
他人の年収や貯金を直接聞くのは難しいですが、結婚相談所なら登録時に年収や財産を証明する書類を提出するので、出会った時から相手の財産等を知ることができます。
老後への不安を軽減させるためにも、結婚相談所で安心安全に結婚相手を見つけるのが最もおすすめなのです。
60歳男女が結婚・再婚相手に求める条件
60歳の独身男女が結婚・再婚相手に求める共通の条件は、「老後を安心して生活できる相手」です。自分の時間が増えるからこそ、“充実した時間にしたい”、”今までやれなかったことをやりたい”と考えている人が多いです。
具体的な希望条件は3つです。
一緒に楽しめる趣味がある
60歳で結婚したい人は、旅行や家庭菜園、創作活動など、時間をかけて一緒に楽しめる趣味がある人を求めています。2人の時間があるからこそ、現役時代にはできなかったことを一緒にできる人が理想です。共通の趣味があれば、お互いのことを理解しやすく会話も弾みます。時間をかけずに結婚相手と出会うためにも、早く打ち解けられる人を好みます。
お互いの健康を気遣える
これまで何不自由なく生活していた人も、60歳を超えて「いつまでも健康で過ごせるか分からない」と不安になります。健康を気遣える相手がそばにいれば、何かあったときにも安心です。特に、食事や病気などの専門的な知識がある人は結婚相手が早く見つかる可能性があります。
また、普段から健康に気を遣った食生活や運動を心がけている人も、自己管理ができると好印象です。
頼り甲斐がある
結婚生活は楽しいことばかりではなく、悲しいことや苦しいこともあります。60歳独身男女は、そんな局面に自分が迎えたときに相手がしっかり支えてくれたり、アドバイスしてくれたりと、経済的・精神的に頼り甲斐のある人を求める傾向があります。どの年代も「借金があり、貯金も少ない」「精神的に弱い部分があると自覚している」など、結婚生活での不安要素を抱えている人は、結婚相手が見つかりにくいです。最後まで一緒に過ごす相手だからこそ、不安要素のない頼り甲斐のある人が求められるのです。
60歳男女が結婚・再婚するためにすべきこと
60歳ですぐに結婚・再婚相手が見つかる人の共通点は、「相手に選んでもらえるよう努力している」です。出会いが少ないからこそ自ら出会いの場に行き、そこで出会った人に選んでもらえなければ結婚はできません。まずは、自分のできる範囲の婚活から始めて行きましょう。
ここでは60歳独身男女が結婚・再婚するためにやるべきことを紹介します。
趣味を持つ
60歳で結婚するためには、まずは趣味を持つことが大切です。これまで仕事や育児が忙しくて趣味がない人もいるでしょう。婚活を始めるとともに、やりたかった趣味を始めるのもおすすめです。出会った人との会話のきっかけや話題になったり、趣味の場で出会いがあったりするかもしれません。運動や料理、本や映画など、自分の好きなことを趣味にしましょう。
同年代の結婚希望者がいる結婚相談所を使う
本気で結婚・再婚したいなら、結婚相談所を使いましょう。60代で結婚・再婚する人は、1%にも満たないほど少ないのが現状です。自然な出会いや60歳向けの婚活サービスが限られているからこそ、少しでも結婚願望がある同年代と出会える場所で婚活するのが最も効率的です。
結婚相談所にいる婚活のプロが、自分に合った人を紹介してくれたり、相談に乗ってくれたりと様々なサポートをしてくれます。60歳になると、周りの人に恋愛相談ができない人も多いはずです。婚活のサポート経験が豊富なスタッフと一緒に出会いを探すことで、楽しくお相手探しができるでしょう。
家族に結婚・再婚することへの理解を得る
婚活を始めたら、必ず家族や親戚に伝えましょう。伝えないまま勝手に結婚・再婚すると、相続関係で周りとトラブルになることもあります。特に、自分の子供がいる場合は、パートナーと子供への相続の分配割合を考えて納得してもらわなければなりません。周りの反対を押し切って結婚するのは2人にとっても、周りの家族にとっても良くないことです。結婚相手が見つかる前から周りに伝えて、結婚・再婚することへの理解を得ておきましょう。
60代で結婚・再婚した男女の体験談
最後に、60代が結婚相談所で結婚相手を見つけた体験談を紹介します。
Oさん(63歳)男性の婚活体験談
自営業を営む63歳のOさんは、生きててももう良い事がないと投げやりな気持ちになっていました。しかし、少しずつ心の変化があり、残りの人生を一緒に過ごすパートナーがほしいと思うようになり、結婚相談所の広告を見つけました。
実際に結婚相談所へ行って話を聞いていたOさんは、還暦を過ぎた自分に良い人と出会えるわけないと思っていましたが、スタッフから「あなたなら良い出会いがあるはず」と背中を押してもらい、入会を決めました。
活動を始めると、すぐに3件のお見合いが入りました。結果的に、最初にお見合いをした女性と成婚退会することになりますが、Oさんがそれを決意するまでに何度も悩み、結婚を諦めようと思うことが多々ありました。Oさんは自分の収入に自信がなく、結婚しても女性を幸せにできるか不安だったのです。
しかし、スタッフからの励ましや交際女性の懐の深さに救われ、わずか5ヶ月で成婚退会に至りました。
Mさん(65歳)女性の婚活体験談
婚活のためにお見合いパーティーへ積極的に参加していた65歳のMさん。コロナ禍で出会いの場になっていたパーティーが開催されなくなり、結婚相談所を検討するようになりました。
Mさんが以前から読んでいたブログを運営していた結婚相談所のスタッフから、お見合いパーティーで結婚相手と出会う難しさを教えてもらい、結婚相談所での活動を決意します。
結婚相談所で婚活を始めたMさんは、「交際に至った男性と頻繁にデートする」「お互いが心を許すまで金銭に関する話はしない」「できるだけ好印象なファッションを心がける」など、結婚相手を見つけるために様々な努力をしました。
そして、成婚退会することになった男性は、一度交際を終了した人でした。男性からの熱烈なラブレターをもらって「こんなにも大切にしてくれる人はこの先出会えないかもしれない」と思い、復縁・成婚退会に至りました。