公開日:2014/03/28 更新日:2014/03/28
一般的な「結婚相談所」とは
会員数は全国で60万人 データで見る結婚相談所の実態

結婚相談所(結婚情報サービス)の利用は、どのくらい一般的でしょうか。
結婚相談業・結婚情報サービス業に関するデータ
市場規模 | 約340億円 |
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事業者数 | 約3,700~3,900社 |
会員数 | 約60万人 |
25歳~44歳の未婚者は、約1400万人。このうち数%が、結婚相談所や結婚情報サービスの会員だと考えられます。 これだけだと少なく感じるかもしれません。しかし、そのようなサービスに利用意向・興味のある未婚者は約700万人もいるとの統計があります。生涯未婚率(50歳で結婚の経験がない人の割合)と離婚率の増加に伴い、結婚相談所のような専門サービスへの需要は年々高まり、一般化しつつあります。 (※データは経済産業省統計)
入会者の男女比を、割合を公表している大手会社で見てみましょう。
オーネット | ツヴァイ | サンマリエ |
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男性52:女性48 | 男性48:女性52 | 男性57:女性43 |
男性も女性もほぼ同じ割合であることがわかります。意外なことに、結婚したい男女の数は同じなのです。
100年以上の歴史!「結婚相談所」とは
2007年「婚活」という言葉が一般化し、結婚相談所もこれまで以上に脚光を浴びるようになりました。 最近聞くようになった言葉だ、と感じる人もいるかもしれませんが、実は結婚相談所の歴史は古いんです。
伝統として結婚を仲立ちする「仲人」からはじまった結婚相談所は、100年以上前、明治の時代に存在していたとの記録があります。「仲人」から発展した結婚相談所の特徴は、双方の相性を熟知したスタッフによる確かなお引き合わせや、アットホームで細やかなフォローです。どちらかというと個人経営が多いのですが、30年、40年と続く老舗の大手結婚相談所もあります。
時代のニーズに対応 「結婚情報サービス」とは
昭和40年代後半から、従来の仲人型結婚相談所とは一線を画した「結婚情報サービス」という新しいお相手探しサービスが現れました。
「結婚相談所」と「結婚情報サービス」…実は、この2つには線引きがあります。パソコンを使い、お互いの条件を基にマッチングを行うシステムを、これまでのサービス体系と区別して「結婚情報サービス」というのです。文字通り「結婚に役立つ情報を提供する」サービスであるため、成婚料をとらないところがほとんどです。逆に情報提供以外のサービスは、オプション扱いとなることが多いのも特徴です。
最近では、「昔ながらの結婚相談所」と「結婚情報サービス」のいいところを合わせた、複合型の会社も人気となっています。
親の代理婚活や中高年コース。婚活専門会社だからできること
結婚相談所や結婚情報サービスでは、他の出会いサービスでは活動しづらい状況の人々へのサービスもご用意しています。
代理婚活
適齢期の子供を心配する親たちのために、親の代理婚活をサポートしている会社があります。 親同士の代理婚活パーティーを開いたり、お子さまを結婚へ導くためのアドバイスなどを行っています。結婚相談所や結婚情報サービスは、悩める親御さんの強い味方でもあります。