公開日:2022/05/25 更新日:2022/09/21
婚活の人気職業:公務員の男性のメリット・デメリットを徹底解説
「公務員の男性と結婚したい」「公務員の男性と出会うにはどうしたらいいの?」と、お悩みではありませんか?
公務員は結婚相手として女性に人気があります。しかし、出会いたいと思っていても自分自身や友人につながりがない限り、なかなか出会うのは難しいもの。
そこで今回は、公務員と結婚するメリット・デメリットや交際するポイント、出会いの方法についてご紹介します。この記事を読めば、公務員との出会いから交際のコツまでわかるでしょう。

婚活で人気の公務員とは?役所勤めの男性が人気
公務員とは、国家機関や行政執行法人で働く人のことです。公務員には以下のような職業があります。
- 消防士
- 警察官
- 自衛官
- 公立学校教師
- 行政事務 など
公務員と言っても様々な職業がありますが、この記事では「役所勤めの男性」に限定してご紹介します。
区役所や市役所などの官公庁・役所に勤める男性は、婚活で女性から人気です。公務員が安定した職業として認識されていることが大きな理由と言えるでしょう。ここからは、公務員の男性と結婚することで具体的にどのようなメリットがあるかご紹介します。
公務員の男性と結婚するメリット
公務員の男性と結婚するメリットには、以下の3つが挙げられます。
- 収入が安定している
- 福利厚生が充実している
- 社会的ステータスが高い
それぞれのメリットについて詳しくみていきましょう。
1.収入が安定している
業績や経済状況に左右されやすい民間の企業に比べ、公務員は収入が安定しています。2021年のニュースによると、一般企業の平均年収は400万円台である一方で、公務員の平均年収は600万円台と高水準です。年齢や経験年数によって給料が上がっていくので、安心して生活していくことができるでしょう。
一般的に地方公務員より、国家公務員の方がより高い収入が見込めます。総務省の「平成30年国家公務員給与等実態調査結果」によると、平均年収は国家公務員が637万円、地方公務員が630万円であまり大きな違いはありません。
国家公務員と地方公務員は給与体系が異なります。国家公務員は、「俸給表」をもとに決められた給料とボーナスが支払われる仕組みです。一方で、地方公務員は各自治体で定められた「給料表」によって給料が決まります。月給で比較すると5万円程度の差があるようです。
2.福利厚生が充実している
公務員は福利厚生が充実していることでも有名です。
国家公務員の場合は、国家公務員共済組合連合会(KKR)、地方公務員の場合は県市町村職員共済組合に入会可能。健康保険や年金、宿泊施設の利用、福祉関連、医療などのサポートが受けられます。旅行やレジャー、引越しの割引まで受けられるので、お得に生活することができるでしょう。
加えて、休暇制度も充実。「年次休暇」「病気休暇」「特別休暇」「介護休暇」があり、配属先によるものの、休暇が取りやすい環境が整っています。
また、公務員の厚生年金制度によって、民間企業よりも多くの退職金が給付されます。比較するデータによって差はあるものの、民間企業の退職金がおよそ1500万円〜2000万円なのに対して、公務員は2400万円程度。勤続年数や役職、大企業か中小企業かなどによって異なりますが、公務員の方が多く受給することができます。
3.社会的ステータスが高い
行政機関で働く公務員は、比較的社会的な信用度が高いと言えます。公務員であれば新入社員であってもローン審査に通りやすいのも、その影響です。家を建てたり借りる時に困ることがないのは安心できる要素の一つになりますよね。
また、公務員と聞くと誠実・真面目・堅実といった印象を抱く人も多いでしょう。結婚相手としての印象が良く、信用されやすい傾向にあります。
同様に結婚相手として親や親戚にも印象が良く、認めてもらいやすくなるのもメリットの一つ。安心して紹介することができるでしょう。
公務員の男性と結婚するデメリット
公務員の男性と結婚するデメリットとして挙げられるのは、以下の4つです。
- 収入が大幅には増えにくい
- 国家公務員には転勤がある
- 災害などの有事の際は緊急対応がある
- 部署によっては残業が多い
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.収入が大幅には増えにくい
公務員は副業が認められていません。国家公務員法・地方公務員法によって「営利目的での務めまたは私企業の経営の禁止」が定められているためです。安定した収入があり、年次が挙がれば給料も上がりますが、大幅に収入が増えることは期待できないでしょう。
ただし、一部活動については、任命権者の承認を得た上で可能とされています。「職務に関連して利害関係が生じない」「本職に影響が出ない」「信頼・イメージを傷つけない」の3つの基準をクリアすれば承認が得られるようです。特に以下のような活動は許可を得られやすいでしょう。
- 一部規模の不動産投資
- 株式・FX
- 講演・執筆活動
- 小規模農業
- 家業の手伝い
2.国家公務員には転勤がある
地方公務員は転勤があっても同じ都道府県内ですが、国家公務員の場合は全国転勤がつきもの。数年に一度のペースで都道府県を跨ぐ転勤の可能性があります。
家族全員で引越しをする場合、女性は今までの仕事を続けられないこともあるでしょう。加えて、子どもは学校の転校を伴います。家族にとって大きなストレスになる可能性もあるので、それなりの覚悟が必要です。
3.災害などの有事の際は緊急対応がある
災害時などの有事の際には緊急対応で呼び出されることもあります。何かあった時に夫にそばにいて欲しいと思う女性は多いもの。しかし公務員である以上、もしもの時に家族のそばにいられない仕事でもあるので、覚悟が必要でしょう。
4.部署によっては残業が多い
「公務員は定時で帰れる楽な仕事」と思われてしまうこともありますが、部署によってはそうはいきません。
不要なハンコの廃止などが話題になったものの、公務員の仕事ではデジタル化が遅れています。書類の作成や処理など、作業が多いので部署によっては残業が多い場合もあるでしょう。
また、時期によって忙しさが変わる場合も。どんな仕事でも繁忙期はあるので、夫婦で協力して家事や育児を進めていきましょう。
公務員の男性と交際するポイント
控えめで真面目な女性が交際相手・結婚相手に選ばれやすい傾向にあります。公務員は万が一、不祥事を起こすと新聞やニュースに取り上げられやすいのが現状です。そのため、一般の会社員よりも自分自身や家族の行動に厳格な人が多いのも事実でしょう。
上記の理由から「社会のルールを守れる女性」「世間体や体裁を保てる女性」を選ぶ男性が多く、真面目な女性が選ばれやすい印象にあります。
「性格的に好かれないかもしれない」と感じる人もいるかもしれませんが、社会のルールや世間体を守ることについては常識の範囲内でできれば問題ありません。
具体的に、以下の3つの点について押さえておくことをおすすめします。
- 仕事について理解を示す
- 仕事の話は真剣に聞く
- 人柄に惹かれていることを伝える
公務員の仕事内容は様々。場合によっては家族にも話せない秘匿事項もあるでしょう。まずはパートナーとして、男性の仕事について理解を示すようにしてください。詳しい内容まで分からなくても、忙しい時期や話せない内容があることを理解するだけで男性も安心して仕事に邁進できるはずです。公務員の仕事を理解した上で、社会のルールや常識から外れた行動はしないように気を付けましょう。
男性の方から仕事の話をしてきたときは、真剣に聞きましょう。お互いに仕事について話し合えるような関係になるのも素敵ですね。仕事についてはお互いに話さないカップルもいれば、よく話すカップルもいるでしょう。どちらが良いということはないので、それぞれに合った関係を見つけてくださいね。
「公務員」という安定した職業ではなく、彼自身の人柄に惹かれていることを伝えましょう。婚活では職業を限定して相手を探すこともしばしば。とは言え、結婚は職業とするものではありません。職業ごとに特性や「らしさ」はあっても、全員が同じ人柄や性格ではないでしょう。「その人らしさ」に惹かれていることを伝えると、男性も安心して結婚を決意できるはずです。
公務員と出会うおすすめの婚活方法3選
公務員と出会えるおすすめの婚活方法は以下の3つです。
- 結婚相談所
- マッチングアプリ
- 公務員の男性限定の婚活パーティー
結婚相談所やマッチングアプリでは、職業を限定して相手を探すことができます。表示されている職業や、プロフィール文に書かれている仕事内容から相手の仕事を判断しましょう。結婚相談所の場合は、仲人によって相手を紹介してもらうことも可能。公務員の男性を希望していることを伝えて、希望に合った男性を紹介してもらいましょう。
婚活パーティーは、公務員の男性限定のパーティーを選んで参加すると良いでしょう。ただし「役所勤めの公務員限定」というパーティーはあまりないので、参加した上で仕事内容を確認する必要があります。結婚相談所やマッチングアプリに比べ、一度に多くの男性と出会いたい人におすすめです。
それぞれの婚活方法について、以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ参考になさってくださいね。
まとめ
以上、婚活で女性に人気の公務員と結婚するメリット・デメリット、交際するポイントや出会いの方法についてご紹介しました。
公務員はいつの時代も、結婚相手として人気の職業です。真面目で堅実なイメージや安定した生活を送れるイメージがあるからと言えるでしょう。公務員の男性と結婚したい人は、この記事を参考にお相手探し・交際を進めていきましょう。
公務員に拘らなくても安定している職業はあります。安定した仕事をしている人を望む場合、公務員の男性も視野に入れつつ、堅実に働いている男性を見極めると良いでしょう。
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