公開日：2022/05/17 更新日：2022/05/17

出会いがない男性に結婚相談所でのお見合いがおすすめな理由

「結婚したいけど、出会いがない」「恋愛経験が少なく、異性との交際に自信がない」とお悩みではありませんか？

出会いや自信がないと、結婚したくても一歩踏み出すのは難しいですよね。しかし、結婚相談所でのお見合いなら、そんな悩みも払拭できます。

そこで今回は、現代のお見合いの特徴や結婚相談所でのお見合いのメリット・デメリット、結婚相談所でのお見合いのポイントについてご紹介します。お見合いをするのにおすすめの結婚相談所もご紹介するので、この記事を読めばあなたに合った結婚相談所が見つかるでしょう。

現代のお見合いとは？
結婚相談所でのお見合いの5つのメリット
結婚相談所でのお見合いの3つのデメリット
結婚相談所でのお見合いが向いている人
結婚相談所でのお見合い成功のポイント
お見合い結婚に適した仲人型の結婚相談所4選
まとめ

現代のお見合いとは？

一昔前は、親や近所のおばさん、職場の上司、取引先の方に紹介されてお見合いをすることが一般的でした。人に決められた相手とお見合いをして結婚を前提とした交際に進む流れでしたが、現代のお見合いは大きく異なります。

厚生労働省によると、1970年代のお見合い結婚は30％ほど。親世代の3組に1組がお見合い結婚をしていたことになり、お見合い結婚は珍しくないものでした。

それに対して、2010年には5%ほどまで減少。結婚適齢期の世代ではお見合い結婚が著しく減少しています。

「お見合い結婚」というと、家（親）が決めた相手とお見合いして結婚をするイメージがありますが、それは一昔前のお見合いのイメージです。現代のお見合いは、結婚相談所で内面や条件の合う相手を紹介してもらうか、条件で自ら選び、お見合いをして交際に進むかどうかを決めることが一般的です。この段階では結婚前提というより、3ヶ月〜6ヶ月の交際を経て結婚に向かっていける相手かどうかを見極めるイメージです。

お見合い結婚とはいえ、恋愛をして結婚に至るのが現代のお見合いの特徴と言えるでしょう。始まりはお見合いでも、結局は恋愛をして結婚する人がほとんどなので、お見合い結婚と恋愛結婚の違いとして挙げられるのは「交際期間」と「出会った時点で結婚を想定しているかしていないか」の2つです。

昔に比べてお見合い結婚の割合が減り、お見合い自体の様子も変わってきています。

実際にお見合い結婚したカップルの体験談があるので、ぜひ参考にしてください。

⇨成婚者インタビュー

結婚相談所でのお見合いの5つのメリット

結婚相談所でのお見合いのメリットとしてあげられるのは以下の5つです。ここでは主に、仲人型の結婚相談所について解説していきます。結婚相談所のタイプについては、以下の記事を参考にしてください。

結婚相談所の種類　あなたはどのタイプがいい？

離婚率が低い
身元の確認ができた結婚願望のある独身者しかいない
結婚まで効率的に進められる
入会〜成婚までカウンセラーのフォローがある
カウンセラーを通してお断りできる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.離婚率が低い

恋愛結婚での離婚率は約40％なのに対して、お見合い結婚の離婚率は約10％で大きく差があると言われています。結婚を前提に価値観を共有したり、家族構成や年収などを把握したりできることで、結婚後の齟齬がないことが理由と考えられるでしょう。

成婚退会後の婚約破棄や離婚事例もなくはありませんが、極めて少ないのが現状です。結婚相手として相手を見極められる結婚相談所の大きなメリットと言えるでしょう。

2.身元の確認ができた結婚願望のある人しかいない

結婚相談所では、入会時に提出書類が多くあります。例えば以下のような書類です。

身分証明書
独身証明書
年収証明
卒業証書

上記の書類の提出が義務付けられています。プロフィールもカウンセラーが確認するため経歴詐称や既婚者の活動が許されません。また、これらの書類の手配をしてお金を払ってサービスを利用するため、真剣に結婚を考える人しか集まらないのも特徴です。

マッチングアプリや自然発生的な出会いでは、既婚者ではないか、嘘をついていないか心配になってしまうこともあるでしょう、そのような心配を一切せずに活動できるのが結婚相談所のメリットです。

3.結婚まで効率的に進められる

結婚相談所では、交際に至った場合、交際期間が決まっています。交際の期限があることで、効率的に結婚まで進められるのです。理由は2つあります。

1つは、先述の通り、結婚相談所の会員には結婚を真剣に考えている人しかいないことです。プロフィールを確認した上で対面するので、基本的な情報も知った上で交際のスタートが可能。出会った瞬間から結婚を意識して、結婚相手として交際できるか、この先一緒にいられるかを判断するため、交際がスピーディーに進みます。

2つ目は、期限があることで決断できるようになることです。結婚や別れの判断をするのは、どんな人でもある程度の負担を伴います。特に「居心地は良いけれど結婚は違う」と感じている場合、別れの判断をするのは難しいもの。期限があることでお互いの時間を無駄にすることなく、決断のタイミングを逃さないようになります。

結婚願望があるのかわからないまま交際を始めるよりも、圧倒的に早く結婚まで進むことができるでしょう。

4.入会〜成婚までカウンセラーのフォローがある

結婚相談所では、入会後にお見合いをするまで、交際に至ってから成婚するまで、カウンセラーのサポートが受けられます。交際相手のカウンセラーとも連携を取りながら適切なタイミングでフォローがあるため、成婚に至る道筋ができやすいのが特徴です。

相手に直接言いづらいことや相手の気持ち、温度感を確認することによって的確なアプローチができるようになります。結婚相談所ではカウンセラーのアドバイスを素直に受け入れられる人が成婚にたどり着きやすいので、デートや交際状況の報告をしっかりするのがおすすめです。

5.カウンセラーを通してお断りできる

お見合い相手や交際相手にお断りを伝えるのは気まずいですし、ストレスですよね。特に交際期間が長くなればなるほど、相手への情も湧いて伝えづらくなってしまうものです。また、別れを伝えた相手に逆上されてしまう可能性もゼロではありません。

結婚相談所なら、当人同士で伝え合う必要はなく、カウンセラーから断りを伝えることができます。合わないと思ったら後腐れなく次に向かっていくことが可能。別れを切り出せずにお互いの時間を無駄にしてしまったり、断るストレスを抱えたりする心配がなくなるでしょう。

結婚相談所でのお見合いの3つのデメリット

結婚相談所でのお見合いのメリットがわかったところで、デメリットについても確認しておきましょう。入会してから後悔することがないよう、デメリットを理解して活動してください。

デメリットとして挙げられるのは、以下の3つです。

短期間で結婚を決めなければならない
費用がかかる
必ず結婚できるわけではない

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.短期間で結婚を決めなければならない

ほとんどの結婚相談所では、お見合いから成婚まで期限が定められています。お見合いから3ヶ月〜6ヶ月程度で決断するのが一般的です。ゼクシィトレンド調査2021によると、付き合い始めてから結婚するまでの期間の平均は3.3年間。一般的な交際と比較して、かなり短い期間であることが分かります。

しかし、前章で挙げたように、結婚相談所で3ヶ月から6ヶ月の期間が設けられているのには理由があります。期限があることにメリットを感じられない人や、すぐに結婚を考えられない人は、結婚相談所でのお見合いは向いていないでしょう。

2.費用がかかる

結婚相談所では、以下のように各タイミングで費用が発生します。

入会金
月会費
お見合い費（相談所やプランによっては無料）
成婚費

マッチングアプリや自然な出会いと比較すると、料金が高いのがデメリットです。ただし、短期集中で結婚まで進めることができれば、他の婚活方法に比べて割安になるでしょう。

成婚費がかからない相談所もありますが、代わりに入会金や月会費が高かったり、カウンセラーのフォローがなかったりすることもあるので必ず確認してください。

各相談所の料金はこちらから確認できます。

3.必ず結婚できるわけではない

当たり前のことですが、結婚相談所に限らず自然な出会いでもマッチングアプリでも、婚活を始めさえすれば必ず結婚できるわけではありません。何かしら、本人の努力が必要です。カウンセラー任せにして努力を怠ってしまっては、成婚できるものもできません。

さらに、結婚相談所で努力したからといって、必ず報われるというわけではありません。結婚相談所に入会した人のうち、成婚せずに退会する人がいるのも事実です。

それでも、結婚するためにはカウンセラーと二人三脚で頑張っていく必要があります。結婚を目標にして、一つずつ行動を積み重ねていきましょう。

結婚相談所でのお見合いが向いている人

ここまでご紹介した通り、結婚相談所には向き不向きがあります。結婚相談所でのお見合いが向いている人は、以下のような人です。

人のアドバイスを素直に聞き入れることができる人
結婚を真剣に考えている人
恋愛経験が少ない・誰かに相談しながら進めたい人
ルールを守れる人
積極的に活動できる人

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.人のアドバイスを素直に聞き入れることができる人

結婚相談所では、担当カウンセラーや交際相手から何かしらのアドバイスを受けることがあります。担当カウンセラーには、交際の進捗や相手との状況、悩みなどを相談することがほとんど。当然ながら「こうしてみては？」とアドバイスをもらうことがあるでしょう。

また、交際相手とは、結婚に向けて関係が進むと価値観のすり合わせをすることになります。そんな時に、直して欲しいところや価値観が異なることがあると、アドバイスや指摘を受けることもあるでしょう。異なる価値観がある場合には、お互いに歩み寄る必要も出てきます。

人のアドバイスや指摘を受け止めることができる人は、基本的に相手との交際もうまく進めていくことができます。うまくいかないことを相手のせいにしたり、人のアドバイスを受け入れることができない人には向いていません。

2.結婚を真剣に考えている人

結婚相談所には、結婚を真剣に考える人だけが集まっています。お見合いをして交際がスタートしたら、3ヶ月〜6ヶ月で成婚（＝プロポーズ）をすることがほとんど。結婚までスピーディーに進みます。成婚の定義は結婚相談所によって異なりますが、大体が成婚＝プロポーズと定義しています。

「遊び相手を探したい」「結婚も考えているけど、すぐにではなくて数年間交際してその気になれば結婚したい」と考えている人にとっては、結婚相談所は向いていないでしょう。

3.恋愛経験が少ない・誰かに相談しながら進めたい人

結婚相談所では、活動を開始すると専任カウンセラーが付き、活動のサポートをしてくれます。恋愛経験が少なくて異性との交際に自信がない人でも、プロに相談しながら進められるのが安心なポイントです。

また、恋愛経験自体はあっても「人を見る目がない」と自信をなくしている人にとっても、相手との連絡のやりとりやデートでの様子を相談することが可能。誰かに相談しながら相手を見つけたい人にとってもぴったりです。

反対に、人に相談せずに自分だけで進めたいと考える人も結婚相談所での活動自体はできますが、交際が進むと状況の確認連絡が入るので、煩わしさを感じることがあるかもしれません。

4.ルールを守れる人

結婚相談所での活動には、いくつかのルールがあります。ルールをも守れない場合は、厳重注意、最悪の場合は強制退会も。ルールは結婚相談によって異なりますが、代表的なものをいくつかご紹介します。

お見合い返事の期限
交際期限
交際終了後の連絡のやり取り禁止
婚前交渉の禁止

各種の期限は、設けることで決断を促すことができます。特に交際期限があることで、お互いのことを知ろうとデートや連絡が活発になるのです。

交際終了は、基本的に結婚相談所間で連絡のやり取りをします。相手を逆上させてしまったり、別れを受け入れてもらえないということがないよう、会員の身を守るために設けられているルールです。

最後のルールも設けている結婚相談所は多くあります。基本的には女性側（時には男性側）の身を守るために設けているルールです。結婚相談所で活動する人には、ルールをも守れる真面目な人がほとんど。「体の相性を確かめないと結婚できない」という人は、このようなルールがない結婚相談所を探すと良いでしょう。

5.積極的に活動できる人

スポーツジムに入会しただけでは痩せたり、筋肉がついたりしないのと同じで、結婚相談所も入会しただけでは結婚に繋がりません。

積極的に相手に申し込む、お見合いをする、交際に進む、デートに誘う、連絡を取る……。と、各段階において積極的な行動が求められます。

積極的に申し込みをすることで、相手から検索や紹介で見つけてもらえなくても、プロフィールを見てもらえることに。また、積極的にお見合いを受けることで、プロフィールだけではわからなかった相手の魅力に気づけることもあります。

「結婚相談所に入会すれば、カウンセラーが良い人を紹介してくれて結婚まで進ませてくれる」という甘い考えを抱いている人には、結婚相談所は向いていないでしょう。

結婚相談所でのお見合い成功のポイント

結婚相談所でのお見合いを成功させるには、いくつかのポイントがあります。主なポイントを5つご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

プロフィール写真はプロに撮ってもらう
カウンセラーへの報・連・相を徹底する
自分のことを知り、高望みし過ぎない
譲れない条件から外れていなければ、まず会ってみる
一度で判断しない

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.プロフィール写真はプロに撮ってもらう

ありあわせの1人で写っている写真や、自撮り写真をプロフィールに設定していませんか？プロフィール写真は、婚活ではあなたの顔を示すものです。顔つきや雰囲気を重視する人は多いもの。よほどよく撮れた写真でない限り、マイナスに作用してしまうことが多いでしょう。見た目や第一印象が理由となり、プロフィールで落とされてしまうこともあるのです。

スタジオで撮影すれば、ヘアメイクのセットもしてもらえます。あなたのパーソナルカラーに合わせたメイクやヘアスタイルにしてもらえるだけで、表情が明るく映るでしょう。男性も、ポイントメイクをしてもらったりヘアセットをお願いできます。

プロフィール写真は、スタジオでプロにヘアメイクを依頼してプロカメラマンに撮影してもらった写真を設定しましょう。

2.カウンセラーへの報告や相談を徹底する

交際が始まったら特に、カウンセラーへの報告や相談を徹底しましょう。あなたの気持ちや交際状況を把握することで、相手の担当者と連携が取りやすくなるからです。

交際がない場合でも、悩みがあれば相談するようにしましょう。カウンセラーはあなた以外にもたくさんの会員を抱えています。報告や連絡がなくては、一人ひとりの状況を把握することができません。

カウンセラーからも定期的に連絡があることが多いですが、何か相談したいときは待つのではなく自分から動くことで、適切なタイミングでサポートが受けられるようになります。

3.自分のことを知り、高望みし過ぎない

相手への希望はあげたらキリがないものですが「自分が相手に与えられるものは何か」と考えると、意外と言葉に詰まってしまうものです。

高望みした相手に申し込んでも、相手はあなたよりももっとスペックの高い人からの申し込みが殺到しているはずなので、選ばれる可能性は低くなってしまいます。そういった申し込みばかりになると、お見合いが成立しない事態が起こってしまうのです。

まずは譲れない条件を明確にし、相手に求めるものだけでなく、あなたが希望する相手はどんな人を選ぶのかも考えてみましょう。自分を知ることで、あなたに合った相手が見つけやすくなります。

理想があるのは大切なことですが、高い理想を追い求める場合は、それなりに厳しい道になることを自覚しましょう。さらに、理想の相手に選ばれるあなたになるための努力も必要です。

4.譲れない条件から外れていなければ、まず会ってみる

「年齢と年収はいいけど、写真の印象がいまいち」「条件はいいけど、年齢が希望と少し違う」と、相手からの申し込みを断ってしまうこともあるでしょう。しかし、譲れない条件から外れていないのであれば、受けてみることをおすすめします。

上記の場合も「写真の印象が生理的に無理」「年齢が希望と大きく違う」ということでなければ、ぜひ受けて欲しいものです。写真は会ってみたら印象が変わることもあります。実物の方が柔らかい雰囲気だったり、素敵な人だったというケースはよくあるもの。年齢も、多少希望と違っていても、条件も希望通りで話してみたら意気投合するかもしれません。

人と人の相性は会ってみないとわからないことが多いので、希望と大きく違わないのであればまずは会ってから判断してみましょう。