【2024年最新版】60代・シニアにおすすめの結婚相談所5選！

60代の結婚・婚活事情は？気になる結婚相談所の成婚率！

総務省が行った令和2年の国勢調査によると、60代以上の未婚率はこちらです。

	男性	女性
60〜64歳	15.4％	7.8％
65〜69歳	12.3%	5.8%
70〜74歳	8.1％	4.9％
75〜79歳	4.2％	4.0％
80〜84歳	2.5％	3.6％
85〜89歳	1.6％	3.6％

参照：国勢調査 令和２年国勢調査 人口等基本集計　男女，年齢（5歳階級），配偶関係，国籍総数か日本人別人口構成比［配偶関係別］（15歳以上）－全国，都道府県，市区町村 

上記の表を見て分かる通り、年齢が上がるにつれて未婚率も下がっていきます。男性は70代、女性は60代ですでに未婚率は10％にも満たないです。上記の数字には未婚でもこの先結婚を考えていない人も含まれているため、結婚を考えている60代の未婚率は他の年代よりも低いです。しかし、実際に死別や離別で独身のシニア世代も多いため、60代以上でも再婚できる可能性は十分あります。

また、結婚相談所の利用者は主に30代40代であり、60代の利用率も10％に満たないです。活動する結婚相談所によっては、60代以上が極端に少ない場合もあるので、登録前にどのくらい同年代がいるか確認する必要があります。

一般的な結婚相談所の成婚率（その結婚相談所で結婚相手が見つかった割合）は10%〜20%と言われていますが、元となるデータは30代40代が中心であることや60代以上の利用者が少ないこともあり、60代以上の成婚率は他の年代よりも低いと予測できます。

60代の婚活に結婚相談所をおすすめする理由

結婚相談所での60代以上の成婚率が低い可能性がある中で結婚相談所をおすすめする理由は、「効率よく出会えるから」です。

ここでは、60代の婚活に結婚相談所がおすすめな理由を具体的に3つ紹介します。

身元が確かで結婚に真剣な人が集まっている

60代からの婚活で結婚相談所をおすすめする最大の理由は、身元が保証されており、真剣に結婚を望んでいる人と出会えるからです。結婚相談所へ登録するためには本人確認書類として、身分証明書や年収証明書、独身証明書などの提出が必須となっています。身分を偽って登録・活動している人や既婚者と出会う心配はありません。

また、登録前に結婚に対する意欲があるか確認し、結婚よりも恋愛を楽しみたい人は入会を断ることもあります。結婚願望がある人と出会えるので、効率よく婚活ができるでしょう。

自分に合ったプロのサポートが受けられる

結婚相談所には、活動中のサポートを行ってくれるプロのアドバイザーがいます。会員1人に対して1人のアドバイザーが担当する専任制がほとんどです。

結婚相談所のアドバイザーは異性を紹介してくれるだけでなく、お見合いや交際、結婚などの悩みにいつでも相談に乗ってくれます。例えば、交際相手の気持ちが分からない時はアドバイザーが代わりに相手の気持ちを確かめてくれたり、プロポーズのタイミングの相談ができたりと、円滑に結婚できるようアドバイスしてくれます。アドバイザーを自分の一番の味方にすれば、より親身にサポートしてくれます。

スピード感を持って婚活に取り組める

60代が結婚相談所以外で出会いを探した場合、相手に結婚願望があるか、結婚願望があってもいつまでに結婚したいのかなど、自分で一つひとつ確かめなければなりません。

しかし、結婚相談所では結婚願望のある異性と出会えて、交際は「結婚前提」となります。早く結婚したい人はスピード感を持って婚活に取り組めるのです。

また、ある一定期間は同時進行で複数人との交際が認められています。2〜3人と並行して交際し、その中で最も結婚したいと思える相手を1人選んで真剣交際へ進み、結婚の準備を行います。早い人では、入会から半年で結婚相手を見つけて入籍をする人もいるほどです。

60代の利用者が多い！おすすめの結婚相談所2選

60代・シニア世代が結婚相談所で婚活する場合、同年代が多い相談所を選ぶことが大切です。ここでは60代の利用者が多いおすすめの結婚相談所を紹介します。

茜会

1960年創業の茜会は、40代以上の中高年・シニア専門に婚活サポートを行う老舗結婚相談所です。男女比は5：5、会員の平均年齢は男性62.7歳、女性59.9歳と、60代以上が出会いやすい環境になっています。希望条件に合う人を写真付きのプロフィールとともに紹介してくれるため、外見・内面でお相手選びが可能です。スタッフ同士が連携して2人の交際をサポートしてくれるので、効率よく婚活できるでしょう。

オーネットスーペリア

オーネットスーペリアは、45歳以上限定の結婚相談所で大手結婚相談所のオーネットが運営しています。男女比は5：5、会員の平均年齢は男性約60歳、女性約56歳となっており、会員の半数以上が婚歴があります。スタッフからの紹介や会員限定の婚活パーティーはもちろん、自分磨きオプションとしてファッションのアドバイスや模擬お見合い、プロのカメラマンによるプロフィール写真撮影など、サービスも充実しています。

自分のペースで婚活したい人や婚活するなら自分磨きも合わせてしたいという人におすすめの結婚相談所です。

サポートが手厚い！60代におすすめの結婚相談所3選

出会いだけでなく、サポートの手厚さを重視している人もいるでしょう。ここでは、サポートで結婚相談所を選びたい人におすすめの相談所を紹介します。

サンマリエ

1981年創業のサンマリエは、創業当初からスタッフによるハンドメイドの紹介にこだわっており、スタッフ自らプロフィール検索をして紹介・マッチングしてくれます。会員限定の婚活パーティーには、カウンセラーも参加して会話やマッチングのサポートを行います。年齢層は30代40代が多いですが、60代以上の成婚実績も豊富です。対面サポートに力を入れているため、よりサポートの手厚さを実感できるでしょう。

ツヴァイ

ツヴァイは、お見合いの日程調整やお相手への気持ち確認、プロポーズまでのサポートもサービスに含まれており、手厚いサポートが受けられます。また、全国に50店舗構えているので地方在住でも利用可能です。

また、ツヴァイは約20,000社と法人契約しており、勤め先の福利厚生で通常よりも安く利用できるようになっています。官公庁や鉄道、航空、自動車などに勤めている方はぜひ確認してみましょう。

パートナーエージェント

システムによる紹介と成婚コンシェルジュからの紹介・サポートで活動できるパートナーエージェント。1年以内の交際率は男女ともに90%以上、60％以上の会員が1年以内に成婚退会しています。成婚コンシェルジュと一緒に活動計画を立てて、実践と振り返りを行うことで活動を丁寧にフォローできる環境が整っています。店舗が近くにない場合は、オンラインのみで活動できるプランもあります。

60代が結婚相談所を利用する際に知っておくべきこと

60代の婚活に結婚相談所は最もおすすめですが、利用する際にぜひ知っておいてほしいことがあります。ここで紹介する6つの項目をしっかり理解した上で結婚相談所での婚活を始めましょう。

手厚いサービスが受けられる結婚相談所を選ぶ　

結婚相談所には「仲人型」と「データマッチング型」の2つの形態があり、サービスの手厚さが異なります。60代の方におすすめの形態は手厚いサービスが受けられる「仲人型」の結婚相談所です。

仲人型の結婚相談所はスタッフからの紹介や対面相談、お見合いの日程調整などを行い、成婚退会するまで丁寧にサポートしてくれます。「データマッチング型」の結婚相談所は真剣交際（結婚を見据えた交際が始まった時）で成婚退会になることも多いですが、仲人型の結婚相談所は婚約やプロポーズ後を成婚退会と定めているケースが多いです。最後まで結婚相談所からサポートを受けた方が結婚までかなり近づけるので、仲人型の結婚相談所を選びましょう。

無理なく続けられる予算内で探す

60代・シニア世代が結婚相談所を使うことで出会いの確率は上がります。しかし、20代30代よりも婚活ユーザーが圧倒的に少ないため、出会うまでに時間がかかる可能性が高いです。婚活が長引くことを始めから想定し、無理なく活動が続けられる料金設定の結婚相談所を選びましょう。

結婚相談所は入会料（登録費）以外にも月会費として5,000円〜10,000円ほどかかります。お見合い料やデート費など活動費以外にも費用がかかるので、登録前にしっかり予算を考えることが大切です。

条件を重視しすぎると出会いにくい

結婚相談所では希望条件を予め決めて条件に合う人をスタッフが紹介してくれたり、自分で検索したりします。しかし、年齢や年収、婚歴などの条件を重視しすぎると条件に合う人が少なく、出会いも限られてしまいます。特に婚歴は60代以上になると、初婚が少なく、婚歴ありで子ありの会員が多いです。譲れる条件と譲れない条件を整理するとともに、予め登録前に希望条件に合う人がどのくらい在籍しているかをスタッフへ確認しましょう。

アドバイザーの助言を素直に受け止めると吉

アドバイザーは紹介だけでなく、活動中に適宜アドバイスしてくれます。そのアドバイスは、長年のサポート経験によるものであり、婚活をうまく進めるための助言でもあるため、なるべく素直に受け止めましょう。アドバイザーの話をよく聞き、実践することでアドバイザーと信頼関係が築けて、より丁寧にサポートしてくれたり、最適な人を紹介してくれたりとメリットが多くあります。

もし、アドバイザーとの相性が悪い場合は変更ができる場合は相性の良さそうなアドバイザーへ変更してもらいましょう。ただし、個人経営でアドバイザーが1人しかいない相談所は変更できない可能性が高いので、不安な場合は大手結婚相談所を選ぶのがおすすめです。

いくつかの結婚相談所を比較検討してから選ぶ

結婚相談所を選ぶ際は、必ず気になる相談所をいくつか見つけて比較検討をしましょう。全国に数多くある結婚相談所は、登録している会員の特徴や料金、サポート内容も異なります。ライフスタイルや自分自身の性格に合わない結婚相談所を選ぶと、活動が辛いと感じたり、なかなか相手が見つからなかったりと時間もお金も余分にかかる場合があります。直接相談しながら活動したい人は、通える範囲内に結婚相談所があることも確認しましょう。

入会前に家族の理解を得ておく

60代で結婚相談所を使って婚活する場合は、必ず入会前に家族へ婚活することを伝えて理解を得ておきましょう。もし周りに伝えずに婚活をして結婚相手が見つかった際、家族は急に現れた婚約者に驚き、結婚を反対する可能性が高いです。特に子供がいる場合は相続問題もあります。婚活したい理由や結婚・再婚したい理由をしっかり伝えて、家族から応援してもらえる状況で婚活を始めましょう。

60代シニアの婚活体験記

最後に、実際に結婚相談所で結婚相手を見つけた男女の体験談を紹介します。

アドバイザーからの紹介をきっかけに成婚した69歳男性の体験談

離婚から数十年が経ち、仕事も定年退職をした頃、1人で生活することに不安を感じていた69歳バツイチ男性のAさん。シニア世代が自力で婚活するのは厳しいと思い、結婚相談所で紹介やアドバイスをもらいながら婚活しようと思い、結婚相談所へ入会しました。

入会して5ヶ月目、アドバイザーからの紹介で65歳女性とのお見合いが決まりました。お互いに好印象で初対面でも居心地の良さを感じ、交際へ進みます。約3ヶ月交際し、男性から「2人のペースでのんびり暮らしていこう」とプロポーズをして成婚退会となりました。

半ば勢いで結婚を決意した2人ですが、空気感や会話のテンポが合い、この女性となら静かで穏やかな第二の人生を過ごせると思い、交際3ヶ月という短さで結婚に至りました。

婚活パーティーをきっかけに成婚した65歳女性の体験談

アドバイザーから勧められた婚活パーティーに参加した65歳女性Bさん。そこで、70歳の男性と知り合います。婚活パーティーで連絡先を交換し、2人で会う約束をしました。婚活パーティーでは数分しか会話できませんでしたが、初デートでは2時間以上会話し、意気投合。そのまま仮交際を始め、仮交際2ヶ月で結婚を前提とした真剣交際へ進みます。そして、交際8ヶ月目で彼から「私と一緒に幸せになりましょう」とバラの花束と共にプロポーズされました。成婚したBさんは、「1人で生活するよりも2人で生活した方が幸せも倍になって、今が本当に楽しいです」と笑顔で婚活を振り返りました。

まとめ

60代から婚活を始める場合、他の年代よりも出会いは限られます。しかし、結婚相談所ならアドバイザーから紹介があり、いつでも悩み相談が可能です。入会を検討する際は、必ず無料相談会へ参加し、結婚相談所の雰囲気やサービス内容などを確かめましょう。もし、結婚相談所を決められない場合は、複数社を一括で資料請求するのがおすすめです。資料を見ながら比較検討し、自分に合う結婚相談所で素敵な人を見つけましょう。