公開日:2015/11/08 更新日:2015/11/09

中高年の婚活(親や家族の問題)

人生の半ば過ぎまでやってきた、ミドル・シニア・熟年世代には、今までの人生で築いた、いろいろな結果があると思います。子供と親、中高年からの婚活で考えたい家庭事情について考えてみましょう。

中高年の再婚と子供

中高年でも、再婚したい希望があるなら、どんどんと婚活アクションを起こすべきです。しかし、子供に婚活や再婚のことを切り出すタイミングとなると、なかなか難しいものがあります。ケース別に見ていきましょう。

特に40代は子供が小中学生だったり、まだ学生で学校に通っている場合も考えられます。親の再婚は年齢的にも、とてもデリケートな問題です。子供にとって、「新しいお父さん・お母さん」がやってくるとなれば、家庭環境から精神的なものまで、大きく変化を体験することになります。

かつての父親や母親への気持ちと、新しいお父さん・お母さんへの気遣いなど、子供なりの配慮に感謝しながら、再婚を希望する相手と引きあわせて様子を見たり、子供の気持ちや意見を聞いてみるようにしましょう。

50代、60代の中高年ともなれば、子供がすでに成人しているケースも多くなります。独立しているのであれば、婚活や再婚についてはさりげなく話す程度でも良いでしょう。食事に誘ったり、話しあうチャンスを増やして、新たな関係を築くのがオススメです。

成人した子供としても、「新しいお父さん・お母さん」が出来るとなれば、心中は少し複雑です。しかし、シングルマザー・シングルファザー家庭で育った子供の中には「親にも自分の幸せを見つけて欲しい」と考える人も多く、さりげなく後押ししてくれるケースも多いようです。

 

親の介護と中高年の婚活

ミドル・シニア・熟年世代には、親の介護やお世話に忙しい、という人もたくさんいます。60代以降、高齢者が高齢者の面倒を見る、「老々介護」の問題もクローズアップされる今、婚活とその後の「親の介護」の問題は、切り離せない問題となっています。

「親の介護要員探し=婚活」という考え方は、相手の方にもとても失礼なもの。しかし、いずれ自分たちも年を取り、介護サービスや病院のお世話になる日がくることは確実です。

現在、介護を頑張っている人は、婚活の際に実情を打ち明けてみるのも一つの手です。同じ悩みを抱えている人がいたり、事情を理解して協力してくれる人もいるかもしれません。それに伴う「同居」や「介護のサポート」などについても、自分の希望や考えを伝えることが必要です。

また、今現在は介護の必要がなくても、いざ介護が必要となった場合に重要となる、自分の役割やお金、施設やサービスなどを再確認しておきたいですね。

結婚し家族となるには、相手の家族も含めた理解や許しが必要です。自分の家族の現状と、新たな結婚に向けて考えておきたいことはたくさんあります。婚活を期に、家族との関係・関わり方を、一度見なおしてみてはいかがでしょうか。

 

 

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婚活・結婚おうえんネット編集部

2010年から10年以上、婚活・結婚おうえんネットを運営し、婚活に興味を持たれた方や婚活に関して悩まれている方に有益な情報を発信しています。
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