公開日:2015/11/08 更新日:2023/09/05

中高年にはお見合いパーティーがおすすめ!流れや注意点を徹底解説

「アラフォーからでも婚活を始めたいけどどうしたら良いのだろう」とお悩みではありませんか? 人生の半ばを過ぎ、来し方行く末を案じる人も多い中で、新たなパートナー選びに踏み出すのは勇気のいることです。 現在は婚活アプリや結婚相談所、お見合いパーティーなど、婚活サービスも数多く存在します。 何を選べばよいのかわからず、なかなか始められない人も多いでしょう。 その中で今回は「お見合いパーティー」「婚活パーティー」にフォーカスを当てて中高年の婚活をご紹介します。

中高年専門のお見合いパーティーは、基本的には通常のお見合いパーティーと変わりません。しかし、以下のような、中高年ならでは条件設定やメリットがあります。

・年齢を限定するので気後れしない
・「子持ちOK」「バツイチOK」などの理解がある
・パーティだけじゃない!イベント形式も豊富!

1.年齢を限定するので気後れしない

中高年向けのお見合いパーティーでは「40歳以上から」とか「60代限定」のように、年齢にきっちりした枠組みが用意されていることが多いようです。

年齢層に幅があるお見合いパーティーだと、参加したはいいものの「若い人ばかりで話が合わない」「かえって緊張してしまった」などのケースが考えられます。
中高年のお見合いパーティー・婚活パーティーでは、年齢を限定することで雰囲気や落ち着きを保ち、大人の出会いを楽しむことができます。

2.「子持ちOK」「バツイチOK」などの理解がある

40代、50代ともなれば、人生経験も豊富なもの。離婚してバツイチになった、子供を引きとって育てている、など、それぞれに事情があります。中高年の婚活では「子持ちOK」や「バツイチOK」など、個々の事情に理解があることを条件に、婚活パーティーを開催しているケースもあります。

はじめから理解のある人となら安心してお話ができ、再婚に向けての気持ちも前向きになりやすいですよね。「子持ちだから…」「バツイチだから…」とためらわず、リラックスして婚活パーティーに参加できます。

3.パーティだけじゃない!イベント形式も豊富!

中高年のお見合いパーティーでは、形式張ったパーティースタイルでない出会いの形も多数用意されています。

例えば、リラックスした雰囲気でお酒を楽しむ「バー形式」や、お昼時にランチやティータイムを楽しむ「お茶会形式」、目的地に向けてみんなで出発するウォーキングやバスツアー、ハイキングなどを楽しむ「アウトドア形式」など、そのスタイルは様々です。

「かしこまったパーティーに参加するのは照れくさい」「リラックスした雰囲気で出会いたい」と考える人にはもちろん、仕事や健康上の理由で夜のパーティーに参加しづらい人にも嬉しい配慮がされています。

完全保存版!お見合いパーティーの流れ・持ち物・料金

お見合いパーティーや婚活パーティーに安心して参加するために、お見合いパーティー・婚活パーティーの流れを簡単にチェックして行きましょう。

お見合いパーティーの流れ

一般的なお見合いパーティー・婚活パーティーは、以下のような流れで進みます。

1.挨拶と流れの説明
2.1対1での自己紹介タイム
3.中間チェック
4.フリータイム
5.最終決定
6.カップル発表

1.挨拶と流れの説明

中高年のお見合いパーティーの所要時間は2時間ほど。時間に余裕がある人も多いので、ランチタイムに開催されたり、お茶会形式だったりすることもあります。会場はホテルやイベント会場で行われることが多いです。

2.1対1での自己紹介タイム

参加者全員と1対1で会話をします。自分の情報を記入したプロフィールカードを使ってご挨拶。お名前とお顔、第一印象をチェックします。

3.中間チェック

全員の方と顔を合わせた後「素敵だな」「好印象だな」と思った方を専用のカードに記入します。印象チェックカード、告白カードなどと呼ぶこともあるようです。スタッフが回収し、集計した後「誰が自分に好意を寄せているか」をまとめた結果を渡してくれます。

4.フリータイム

第一印象や中間チェックの結果を参考に、気になる方と自由におしゃべりをする時間です。趣味や服装などから話題を引き出し、お互いの情報交換をしておきましょう。

5.最終決定

最終的に「またお会いしたい方」を絞り込み「マッチングカード」に記入します。お見合いパーティーのスタイルによっては、1人だけでなく3~5人までOKの場合も。メッセージやアドレスを記入することもできます。

6.カップル発表

カードの結果を元にデータをまとめ、カップルを発表します。参加者全員の前で堂々とカップルを発表する「読み上げ形式」のもあれば、カップル成立者のみにこっそりと発表をする「シークレット形式」もあります。

片思いだけで終わってしまうこともありますが、マッチングカードはしっかりと相手に届けられるので、自分の好意を伝えることは可能です。

当日の持ち物

多くのお見合いパーティーでは、身分証の提示が義務付けられています。これは参加者になりすました詐欺師やサクラなどを防止するための措置です。

一般的な身分証明書である「パスポート」「運転免許証」「健康保険証」「マイナンバーカード」など、顔写真と生年月日・住所などが確認できる公的な身分証明書を忘れないようにしましょう。

プロフィールカードは当日会場で配られて記入するので、どのようなアピールを記入するか考えておくとよいでしょう。

お見合いパーティーの費用

多くのお見合いパーティー・婚活パーティーでは、パーティーを主催する企業に「入会」した上で、パーティーに参加する方式を採用しています。

おおよその目安となる金額はこのような感じです。

入会金…1万円~10万円以上
参加費…2000円~5000円程度
お見合いパーティーを開催する企業はたくさんあり、それぞれ独自のお見合いパーティースタイルを提案しています。

結婚相談所の婚活パーティーは、入会資格をクリアして結婚相談所の会員となった方が参加するため、相手の身元や収入なども確認でき、婚活にも前向きなケースが多いようです。

一方でお見合いパーティー会社の場合は、参加の際に身分証を提示するものの、結婚相談所のように独身証明書等の厳密な確認などは行いません。参加者の様子も様々で、色々なタイプの人に出会える一方、たまにからかい半分で参加したり、既婚であったり、結婚に意欲的でない方も参加されています。

場合によっては、入会せずにお見合いパーティーに参加することも可能ですが、その場合は料金が割高になります。お見合いパーティーでは1回でカップル成立とはならないことも多いからです。

どんな人も、ここなら参加してみたい!と思えるパーティーがあるはず。料金やパーティーの参加条件などをよく確認した上で、自分の参加したいお見合いパーティーを見つけ、早速参加してみて下さいね。

中高年には結婚相談所主催のお見合いパーティーがおすすめ

いざお見合いパーティーや婚活パーティーに参加しようとすると、たくさんのパーティーがあって迷ってしまいますよね。
中高年の方には、結婚相談所主催のお見合いパーティー・婚活パーティーがおすすめです。
理由は主に2つあります。

中高年が参加できるお見合いパーティーが定期的に開催される
真剣に結婚を考えている人だけが集まる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

中高年が参加できるお見合いパーティーが定期的に開催される

結婚相談所では、相談所の入会者から参加者を募るので、年齢問わず安定した頻度で開催されます。

一般的なお見合いパーティーや婚活パーティーは、50歳から参加できるパーティーが極端に少なくなり、60歳となるとほとんどありません。
お見合いパーティの参加者の多くは30代〜40代。

「参加費 - パーティーの開催費」が利益となる主催者としては、なるべく参加費を多く確保しながら常に一定の開催数を担保する必要があります。そうなると、人数を集めづらい中高年のパーティーは開催しづらいのです。

結婚相談所のパーティーは「パーティー開催」が目的のパーティー業者と違い、結婚相談所は「幸せな成婚」が目的なのでアフターフォローもばっちりです。「イベント中に気になるお相手と上手く話せなかった」ということがあっても、パーティ後スタッフから改めて紹介してもらうこともできます。

真剣に結婚を考えている人だけが集まる

一般的なパーティの参加者には、2種類のタイプの人がいます。婚活を真剣に考えている人とそれ以外の人です。
残念ながら、婚活以外の目的でパーティーに参加する人も一定数います。遊びたいだけの既婚者、宗教やマルチ商法の勧誘などを目的とする人がいるため注意が必要です。

結婚相談所でのお見合いパーティーなら、おかしな人に声をかけられる心配はありません。参加者は、独身証明書の提出や、スタッフとの顔合わせなどを通して、きちんとした身分の独身者であることが確かめられています。

お見合いパーティの事前準備・会話のコツ

お見合いパーティーでは、参加者と顔を合わせて会話を交わすことで気に入った方を探します。話し方や服装などで印象が決まるということです。
お見合いパーティー参加前の準備や当日の会話のコツをご紹介します。

話し方や仕草などパーティーの秘訣

お見合いパーティー・婚活パーティーは、出会いの場。多くの人との出会う場所では、色々なことが感じられ、相手にも伝わります。

顔、髪型、服装や背格好などの容姿に加え、声のトーン、話すスピード、表情や仕草などの情報もさまざまに伝わってきます。

よく「見た目が大事」などと言いますが、「見た目」とは容姿だけのことではなく、話し方や仕草などの「その人の総合的な様子」を指すようです。

中高年のお見合いパーティーには、同世代の人が多く集まります。若者と違い、人生で様々な経験をしてきた大人である、ミドル・シニア世代。外見も中身も「大人」と感じられる、素敵な印象をイメージしてみましょう。

相手の印象に残る「服装」

お見合いパーティーで気になるのが、服装。中高年の参加者に多いのが「何を着て行けばいいのかわからない」という悩みです。

お見合いパーティーは、「お見合い」と名のつくものの、ちょっとした「おでかけ」程度のイメージで良いと思います。婚活パーティーにしても同様です。

「デパートにショッピングに行く」「コンサートに行く」「美術館や博物館に行く」「学生時代の同窓会に参加する」くらいの服装で全く問題ありません。

しかし、オトナだからこそ注意したいのが身だしなみ。どんなブランド物のスーツでも、くたびれてヨレヨレでは残念ですし、素晴らしいアクセサリーを身につけていても、吐く息が臭うようではもったいないことです。服装全体として、清潔感のある服装が好印象です。

服装は相手の印象に残るもの。服装や見た目の印象で「素敵なミドル」と思われることもあれば、「疲れた中年」と思われることも。

参加される方の服装としては、男性であれば平日はスーツ姿の人が多く、休日はリラックスしたカジュアルな服装の人が多くいらっしゃいます。女性はパンツスーツやジーンズなどよりも、ワンピース姿に程よいハイヒールなどがオススメです。

どうしても似合うファッションがわからないという人は、息子さんや娘さん、ショップの店員さん、身近な人に意見を参考に、「自分の見られ方」を発見するとよいと思います。

話すのが苦手な人が意識するべきポイント

初対面の人と何かを話すとき、困ってしまうのが話題の中身。特に中高年の男性の中には「話すのが苦手」という人も多いようです。

会話は、相手の答えた内容から次の会話を見つけることがポイント。話の内容はドンドンと流れ、変化していきます。臨機応変に対応することが大切です。

相手が話を続けたいようなら「相槌をうつ」ことに徹し、共感できるところで話す。相手が繰り返し話すことに質問をしてみる。会話の内容と、相手の表情や声のトーンとをよく見るようにしながら、お話をしていきましょう。

いつもいつも大爆笑するような会話をする必要はありません。ぽつり、ぽつりでもいいので、相手の様子や話の内容を誠実に受け取り、お話をするようにしていきたいですね。

助かる!プロフィールの共通点

話題作りで悩む時、ヒントになるのがプロフィール。お見合いパーティーでは必ず、自分の出身や趣味、生年月日などを書いたプロフィールカードを用意します。プロフィールから共通点が見つかれば、会話も弾み、スムーズに仲良くなることも可能です。

同じ故郷の人や、現住所が近い人なら、地元の話題で意気投合できますし、同じ趣味がある人なら、趣味のことをテーマに話が広げやすくなります。

何人かに手渡すことになるプロフィールカードは、自分だけでなく、相手からのアプローチのきっかけをつくるものでもあります。いい加減な内容にせず、詳細に記入することで、チャンスを作りやすくすることもできます。

やってはいけない!お見合いパーティーでの注意点

お見合いパーティーは将来結婚するかもしれない相手との出会いの場。緊張していたり気持ちが昂っていたるすると、失敗してしまうこともあるでしょう。
ここでは、やってはいけないお見合いパーティーでの注意点についてご紹介します。

食事のマナーや酒癖が悪い

お見合いパーティーでは、お食事やお酒、ドリンクが振舞われることも多いです。楽しいパーティー中、ついつい飲み過ぎて酔っ払ったり、食べ過ぎて気分が悪くなることがないよう、十分に注意しましょう。

食事にはその人の普段の姿が現れます。パーティー中、いろんな人があなたの様子をさり気なく見ています。食べ物や飲み物を残す、勝手に持ち帰ろうとする、音を立てて食べる、箸やナイフ・フォークのマナーが悪いなどは、当然マイナスポイントです。

せっかくの楽しいパーティーです。人を不快にさせるようなお食事の仕方は慎みましょう。

自慢話ばかりする

話すことがないからと、してしまいがちなのが「自慢話」。自慢話の内容としては、「私には資産が○○ある」とか、「会社では○○という要職についている」といった内容から、「私の若いころは~」とか「私の父親は~」といった話までいろいろです。

自分の持つ資産や社会的なステータス、身内などの素晴らしさは、相手にとって「情報」の一部にしか過ぎません。自己紹介の際に一度お話すればそれで十分な内容です。

聞かれてもいないことを、とうとうと話すのは嫌味になりますし、相手の気持ちを無視する一方的な内容となりがちです。自分が話すことに夢中になり、相手から敬遠されないようにしたいですね。

数字に関する話題に注意

どうしても気になるのが、年齢や収入などの「数字」のこと。知りたい気持ちはわかりますが、初対面の相手にいきなり「お年はおいくつなんですか?」とか、「年収はおいくらですか?」なんて聞くのは失礼です。

年齢や収入などは、誰にでも教えたいことではありません。どうしても知りたければ、実際にお付き合いしたり、仲を深めた上で話し合っても遅くはありません。

相手が話したがらないのに、無理やり数字の話をしないこと。数字というデータにとらわれず、目の前に相手から感じ取ったことを元に、会話をスタートさせてみてください。

容姿の話はハードルが高い!

相手の女性を褒めようと、「目が大きいですね」と話しかけたら、「ずっと気にしているんです」と言われてしまい、会話が続かなかった、という話があります。これは、例えば「脚」「胸」「髪」などでも起こりうる話の展開です。

見た目の特徴に関する「容姿」の話題は、ハードルが高いものと考えましょう。自分では素敵だと思い、褒めたつもりで話題にしても、相手からはコンプレックスの指摘だと勘違いされることが案外に多いのです。

とはいえ、相手を見て「素敵だな」と思ったことを伝えるのは大切な事です。その時は、「笑顔」や「優しさ」「明るさ」「楽しさ」「上品さ」など、相手から伝わってきた印象について話すといいでしょう。

まとめ

中高年の婚活におすすめのお見合いパーティー・婚活パーティーの流れから、相手との会話や準備で注意すべき点についてご紹介しました。
まずは出会いのチャンスを広げ、自分の他にも婚活している中高年世代を知るためにも、中高年のお見合いパーティーに参加してみてはいかがでしょうか。

中高年の婚活について詳しく知りたい方はこちらをお読みください。

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この記事を書いた人

婚活・結婚おうえんネット編集部

2010年から10年以上、婚活・結婚おうえんネットを運営し、婚活に興味を持たれた方や婚活に関して悩まれている方に有益な情報を発信しています。
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