吉末社長：婚活業界に関わって13年になりますが、昔とは利用者様も大きく変わりました。
以前は、どちらかというと出会いに消極的な方・異性へのアプローチが苦手な方が多かった気がします。しかし今は単純に出会いの無い方や、お仕事が忙しくゆっくり探す時間のない方、私たちのような婚活サービスに利便性を感じてご利用される方など、様々な方がいらっしゃいます。
昔はどの結婚相談所も女性会員が少なかったのですが、今は女性の方が多くいらっしゃいます。特に小さめの結婚相談所は女性会員の方が圧倒的に多いですね。もちろん、女性利用者に伴って、男性利用者数も変動します。

吉末社長：ほとんどそうですね。

吉末社長：やはりそれは結婚相談所で「どんな方と出会ったか」によっても変わると思います。「普通の人」の基準は人それぞれ主観で異なるので、「普通の人ばかりですよ」と、断言はできません。ですが、実際結婚されている人はお互いにお相手を気に入ったから結婚したわけですよね。ご成婚が決まったカップルはどの方々も、恋愛結婚でご結婚が決まったかのように幸せいっぱいに報告に来られます。だから、「結婚できないような人」ばかりが集まる場所ではないと思います。

しかし、先ほど言ってもらったように、結婚相談所って今でもネガティブななイメージを持っている人がほとんどです。なので、そういう場所ではないと感じていただけるように、フィオーレでは店舗の雰囲気作りを大切にしています。

吉末社長：はい、他にも会員様のサポート担当スタッフ、フィオーレでは「コーディネーター」と言うのですが、コーディネーターも、20代から50代まで幅広く在籍しています。

吉末社長：人生は十人十色なので、なので、たとえ経験豊富なご年配の方でも、経験や価値観が会員様に合わない場合があります。ですが、例えば自分の友人なら、育った環境も似ていることも多いのでアドバイスできることもたくさんあるかもしれません。
でもコーディネーターと会員様では育った環境が必ずしも似ているとは限りません。だから経験談ではなく、婚活のプロとしてのアドバイスが求められます。なので、婚活のアドバイスをするときは、年齢ではなく婚活に対する理解の深さが大切だと考えています。

吉末社長：当社が力を入れていることは二つです。
まず一つ目は、全国規模での会員募集をおこなうのではなく、地域に密着した会員募集をおこない、なるべく近い方をご紹介することです。フィオーレは大阪・京都・兵庫・滋賀・岡山・福岡の6都市7店舗を展開しています。会社経営の目線で考えれば、全国規模で会員数を増やせば売上も上がります。しかし、それでは会員様のためにはなりません。
例えば大阪の方に東京の方を紹介しても距離的な問題もあってなかなか成婚には結びつきません。会員様が結婚できる結婚相談所を作るために、地域密着型で会員募集を行っています。

二つ目は、毎月、コーディネーターから積極的にサポートをおこなうことです。規模の大きな相談所では、お客様からのご相談があった時点でのサポートが多いですが、フィオーレではコーディネーターから積極的に会員様をサポートさせていただいています。
またサポートの質を落とさないためにコーディネーターの管理も徹底しています。大手の会社では1人の担当が100名以上担当している事もありますが、フィオーレでは１人のコーディネーターがサポートさせていただく会員数の上限を決めているので、今後どれだけ会員数が増えていってもサポートの質は落ちないように努めています。

吉末社長：特にコーディネーターの教育には力を入れています。カウンセリング方法や婚活に関する知識だけでなく、根本的なサービス提供の考え方も教育しています。やはりコーディネーターが育つことで、サービス品質の維持・向上に繋がります。フィオーレは、会員様に安心して利用していただけるサービスを目指しています。

吉末社長：はい。もちろん、入会して頂けるように営業活動もします。ですが、会員数を増やす目的を間違えないように教育を徹底しています。私たちは、会員様が新しい方と出会うために、新しい会員様の獲得に努力しています。その意識を誤ってお金のために会員数を増やそうとすると、間違いなくサービスの質が下がってしまうんです。他の結婚相談所では、その月に入会した分だけ給与が増えるインセンティブ制のところもありますが、フィオーレでは、入会評価もありますが、会員様のサポート状況、成婚数、成婚率などにも評価をおこないスタッフが入会促進だけを意識しないような工夫をしています。

吉末社長：サービスの質にこだわっている結果だとすると、嬉しいですね。この成婚退会率の高さは弊社が最も自慢できる部分です。

吉末社長：先ほどお話しましたが、フィオーレではコーディネーターが会員様を積極的にサポートしていきます。中でも3ヶ月に一度、活動レポートを提出しています。このレポートでは本人の活動に加え、他の方の活動平均値、そして過去に成婚された方の活動平均値と比べながら客観的に活動を振り返ることができます。そのため、すぐには結婚できない方もどんどん活動状況が改善し、結婚に繋がっていきます

吉末社長：フィオーレを立ち上げる前、私は全国規模の結婚相談所で働いていました。大きな結婚相談所だったので、時々お客様に寄り添ったサービスが本当にできているのか疑問に思うことがありました。働いていて、本当にお客様の力になれないことが非常に辛かったんです。だから私は地域密着型で、コーディネーターから会員様に向けた積極的なサポートを行うことで会員様の力になれる結婚相談所を立ち上げる決意をしました。多くの会員様を成婚に繋げたいという思いでフィオーレを立ち上げたので、当然、サービスの品質にはこだわり続けます。

吉末社長：昨今、昔は当たり前だった「結婚すること」が非常に難しくなっています。それはデータにも顕著に表れており、昨年、適齢期未婚者は1800万人いると言われていますが、そのうち結婚された方は64万組しか居ません。
婚活を開始される方は、年々増加していると言われていますが、逆に世間一般の婚姻数は減少しています。出会いは自ら動けば必ず増えていきますが、結婚したいと強く願う方との出会いを探すことが、婚活を成功させるうえで、最も大切だと私たちは考えています。

街コンやパーティに比べ結婚相談所は料金的にも気持ち的にも敷居が高いと敬遠されがちです。しかしだからこそ、その敷居の高い場所で出会うお相手は、結婚したい気持ちが高いという面があります。あなたが本当に結婚したいと考えていて、でも結婚相談所にハードルを感じている。ということはそのハードルを乗り越えて入会している会員様は、結婚に対して真剣に向き合っている。そんな方と出会えるからこそ、本当に結婚できるのが結婚相談所です。
この1～2年以内には結婚したいとお考えの方は、結婚相談所の出会いも敷居が高いということだけで敬遠されるのではなく、ぜひ実際に足を運んでご覧いただき、ご判断してみてください。